不妊治療Q&A

Q&A

【1】不妊症とは

8. 子宮頚管(子宮の入口の管)粘液の異常による不妊

 排卵日頃の子宮の入り口は頚管粘液と呼ばれる水様透明な液体で満たされていますが、その中をお玉杓子の様な精子が子宮腔の奥のほうへと遊泳していきます。頚管粘液は単に精子の通り道の役目だけではありません。精子は遡上していく間に、運動性が活発になります。これは厚いコートを着ている人がコートを脱ぎ動きやすくなるのと似た現象です。この現象を受精能獲得と呼びます。この現象が起きますと、精子は勢いよく子宮腔から卵管の出口へ向け一直線に遡上していきます。頚管粘液の性状が悪く精子が進入できない不妊を頚管因子による不妊と呼び、不任患者の約15%に見られます。