不妊治療Q&A

Q&A

【13】卵巣過剰症候群

5. どんなサイトカインが卵巣過剰刺激症候群発症の指標となりますか


 卵巣の反応性の良好な患者から採卵する際に得られた卵胞液のIL2は卵巣過剰刺激症候群発症群で高く、発症の指標となる可能性があります。発症後には腹水や胸水中でも血中の数百倍のレベルに達します。腹水中に放出されたIL6が横隔膜の亀裂やリンパ管を通して、胸腔内へ流出したものと考えられます。