頚管性不妊と呼んでいるのは、排卵日に頚管粘液の量が少ないか、あるいは性状が不良のために精子の進入が障害されているものです。頚管粘液の分泌が悪い場合に行われる治療には、人工授精で直接精子を子宮腔に送り込む方法、頚管粘液を増やすためのホルモン療法、炎症が起因となっている場合の抗生物質の投与などがあります。