不妊治療Q&A

Q&A

【4】不妊症の治療について

24. 子宮腺筋症の治療法

 子宮壁に発生する子宮筋腫と似た病変として、子宮壁の中に子宮内膜組織が入り込んで増殖する子宮腺筋症があります。月経痛を伴うことが多く、不妊の原因となりますが、筋腫と同じように場所によっては妊娠することもありますが、子宮全体に広がっている場合は妊娠が困難です。GnRHアナログ製剤(スプレキュア、リューブリンという薬)やダナゾールと呼ばれる薬で数カ月以上かけて治療し、病変が縮小している間に妊娠を図り、生児を得た例もあります。