Q&A
【4】不妊症の治療について
30. 高度生殖医療の夜明け
1978年、ステプトウ博士とエドワーズ博士が世界で最初に体外受精-胚移植による妊娠・分娩に成功して以来、それに関連した高度な医療技術が急速な進歩を遂げました。体外受精-胚移植が成功して以来開発された新しい生殖医療技術を高度生殖医療技術と呼びます。これは外国でAssisted Reproducitve Technology(ART、補助生殖医療とも訳される)と呼ばれるものに相当します。それを用いた不妊治療を高度生殖医療(Assisted Reproducitve)と呼びます。
1984年には胚凍結という方法が開発され、また同年にアメリカのアッシュ博士によって配偶子卵管内移植(GIFT)が開発されました。