クロフェミンは第2度無月経の70%前後に有効ですが、これが無効の場合は副腎皮質ホルモンを併用するとよいといわれています。副腎皮質ホルモンは夜間に上昇するために就寝前に内服することで、下垂体から分泌されるACTHが低下し、副腎から分泌される男性ホルモンが低下し、排卵に好ましい環境を作ります。この併用療法でクロフェミン無効例の70%前後が排卵すると考えられます。