Q&A
【8】調節卵巣過剰刺激
4. ARTの卵巣反応不良例に対するよい方法はありますか
ARTにおける調節卵巣過剰刺激反応不良例に対していろいろな試みが行われています。例えば、ゴナドトロピンの増量、GnRHアナログを使用しない方法、GHとゴナドトロピンの併用などですが、いずれも満足すべき結果を得られていません。現在のところ、GnRHアナログを月経開始時から投与し、内因性のゴナドトロピンの放出を促し、外因性のゴナドトロピンとともに卵巣を刺激しようとするフレアプロトコール(ショートプロトコール)を選択する施設が多いのですが、妊娠率はそれほど改善しません。