不妊治療Q&A

Q&A

【8】調節卵巣過剰刺激

5. 採卵直後の血中黄体ホルモン(プロゲステロン)の上昇は、卵子に悪い影響を与えますか


 調節卵巣過剰刺激において、プロゲステロンレベルが0.9ng/ml以上では約80%に分泌期の変化が現れ始めます。このように早期にプロゲステロンが上昇した例から採取した卵の提供を受け、提供卵一体外受精一胚移植を受けた女性の妊娠率、分娩率はともに良好です。プロゲステロンがある程度上昇したとしても、卵や胚に悪影響は及ぼさないものと考えられます。