更年期障害とホルモン療法
更年期障害で苦しまないためにはどうすればよいのですか?
バランスのとれた食事や運動、十分な睡眠を含めた規則正しい生活は何よりも大切なことです。そして、更年期にさしかかったら自分の体がどんな状況にあるか知るためにも、定期検診を受けてみると良いでしょう。
また女性の場合、最近なにかおかしいなと思ったら、先ず女性の体の専門家である産婦人科医に相談することをお勧めします。
女性のための検診にはどのような物があるのですか?
-
<更年期指数で自己診断>
「更年期指数で自己診断」 簡略更年期指数(SMI)で50点以上だと、貴女は更年期の真っ只中です。一度チェックしてみては如何でしょうか。
- 0 ~25点…異常なし
- 26~50点…食事、運動に注意
- 51~65点…更年期、閉経外来を受診
- 66~80点…長期間の計画的な治療
- 81~100点…各科の精密検査と、長期間の計画的な反応
-
<血液・尿検査>
血中ホルモンの量や肝機能、コレステロールの値などを測定します。
-
<乳癌・子宮癌検診>
女性特有の病気ですので、30歳を超えたら恥ずかしがらずに定期的な検診を受けたいものです。早期発見・早期治療が常識です。
-
<骨量検査>
骨量の測定器のあるところなら、簡単に検査をすることができます。骨量は一度減ったらなかなか元に戻らないもの。特に骨折なんてことになったら、寝たきりになってしまうこともあるのです。これも早期発見・早期治療が常識です。